トラブルシューティング¶
この章では、イベント中に起きる問題とその対処を、見出しごとに1つずつ挙げます。ほとんどは同じ対処で終わります。次の目印でSyncを押すことです。
GPSが途切れた¶
アプリバーの下の赤いバーが、何が起きているかを示します。
| バー | 意味 |
|---|---|
| GPS信号を探しています | 走行中に10秒間、新しい位置が来ていません。 |
| GPS信号が弱いです。データが不正確になる可能性があります | 位置は来ていますが、精度が30 mより悪い状態です。 |
| 位置情報の許可が拒否されました、位置情報サービスが無効です | バーの解決または有効にするボタンで直します。 |
止まっている間は、バーにGPS信号を探していますとは表示されません。スマートフォンは停止中に位置を送らなくなることが多いためです。
位置が来なければ、アプリには距離がありません。最後の速度で約3秒間は続けて数え、そのあとトリップは止まります。理想タイムは時計に従うので、どんどん遅れていきます。信号が戻ると、最後の良い位置から新しい位置までの直線に沿って距離が追いつきます。トンネルや長いカーブでは直線のほうが道より短いので、トリップは少し短くなります。
対処:
- 目標速度で走り続けます。信号がない間は数字を追いかけないでください。
- バーが消えたら、コマ図の次の目印でSyncを押します(計測区間を走るを参照)。長い間悪かったあとは、−と+で距離を補正します。
- バーが消えないなら、スマートフォンを空がよく見える場所に移します。
時計がずれている¶
アプリバーのラリータイムは、スマートフォンの時計に、タップして設定したオフセットを足したものです。第5章でスタート前に設定します。イベント中に間違っているとわかったら、時計をタップして正しい時刻を入力します。
影響は、何が時計を使っているかで変わります。
- 時刻スタート、時刻フィニッシュ、リエゾンのカウントダウンは、時計に直接従います。
- 実行中の計測区間では、理想タイムは時計を、先に記録されたスタート時刻と比べます。計測区間の途中で時計を直すと、理想タイムは直した分だけ動きます。例:時刻スタートが作動したとき時計が3秒遅れていたので、ステージは主催者に対して3秒遅く始まりました。時計を直すと、理想タイムはその3秒を遅着として表示します。これが本当の差です。
- タップで始めたステージは、スタートに時計を使いません。
できる限り、スタート前に時計を直してください。その飛びを受け入れるのでない限り、計測区間の途中で変えないでください。
セクションが違う¶
アプリが、コマ図とは違うセクションを表示しています。原因はほとんどの場合、セクションではなく距離です。
- 自動セクション。 目印でSyncを押します。トリップがコマ図の境界に合わせられ、セクションもそれに従います。トリップが大きくずれているなら、上部ツールバーのSyncボタンを使います。トリップを今のセクションの始点か終点に合わせます。下のツールバーの−や+を押し続ける方法もあります(1回100 m)。押し続けると0.1ずつの繰り返しが、最初はゆっくり、長く押すほど速くなります。3秒後には1秒に10ステップになるので、早めに指を離し、最後はタップで合わせてください。
- 手動セクション。 先に進むには次のセクションを押します。戻るには、上部ツールバーの左のセクションボタンを使います。1回目は、今のセクションの始点を過ぎていれば、トリップをその始点に合わせます。次に押すと前のセクションに戻り、トリップはその始点になります。
どちらの対処も理想タイムを再スタートさせません。計測区間を走るを参照してください。
道を間違えた¶
道を間違えて、引き返さなければなりません。トリップは回り道を進んだ距離として数えてしまいます。
- 引き返すときに、下のツールバーの逆カウントをタップします。引き返している間、トリップは減っていきます。
- 道を間違えた地点まで戻ったら、もう一度逆カウントをタップします。トリップはまた増えていきます。
- 回り道の間も理想タイムは進み続けたので、遅れています。慎重に取り戻し、次の目印でSyncを押します。
間違ったボタンを押した¶
まずボタンが何をしたかを確かめ、それを元に戻します。
| 押したボタン | 起きたこと | 元に戻す方法 |
|---|---|---|
| 次のセクション + リスタート、Sync … + リスタート、理想タイムの長押し、TC、クイックTC | TCを記録し、理想タイムを再スタートしました。 | 上部ツールバーのチェックポイントを開き、TCをタップしてゴミ箱アイコンをタップします。間違ったTCを直すを参照してください。 |
| 次のセクション | 次のセクションに進み、トリップをその始点に合わせました。 | セクションで戻ると、元の位置ではなく、離れたセクションの始点に戻ります。−でトリップを戻すか、次の目印でSyncを押します。 |
| セクションの途中でSync | トリップをセクションの終点か始点に合わせました。 | −か+を押し続けて100 mずつ動かす(長く押すほど速くなるので、早めに指を離します)か、次の目印でSyncを押します。 |
| 一時停止 | すべてのトリップの距離を止めました。 | もう一度一時停止を押します。一時停止中に走った距離は失われるので、+かSyncを使います。 |
| フィニッシュまたは停止 | ステージを終了しました。トリップは数えなくなりました。 | 上部ツールバーの再スタートで、止まっていた時間を除いて同じステージを続けます。車が動いていた場合は、次の目印でSyncを押します。先に再スタートと次のステージを読んでください。 |
| スタート前の停止 | ステージを取り消しました。 | ステージを誤って取り消したを参照してください。 |
計測区間中の着信¶
着信でステージは止まりません。ほかのアプリが前面にあってもステージは実行され続け、理想タイムは時計に従います。止まる可能性があるのはGPSだけです。
設定のバックグラウンドで動作を続けるは、アプリがバックグラウンドにある間もGPSを動かし続けます。初期設定ではオフです。イベントの前にオンにしてください。オフのままだと、通話中にGPSが止まり、トリップも一緒に止まることがあります。通話のあとはRally Tripmeterを開き、赤いバーが消えるのを待って、次の目印でSyncを押します。
一時停止は役に立ちません。距離は止まりますが、理想タイムは進み続けます。
アプリが終了した・スマートフォンが再起動した¶
実行中のステージは保存されないので、アプリはそれを復元できません。再起動後のアプリは空です。ステージもTCもなく、トリップはゼロです。レギュラリティ | TSDにはステージを作成のパネルが表示されます。ライブラリに保存したステージは残っています。アプリが走行を履歴に保存するのは、終わったときだけです。
続けるには:
- ライブラリからをタップして、保存したステージを選びます。ステージシートがそのステージで開きます。
- 計測区間がいつ始まったかわかっていれば、スタート信号を時刻にして、そのスタート時刻を入力します。時刻は過ぎているので、アプリはすぐにステージを始め、過去の時刻から数えます。これで理想タイムは正しくなります。
- 開始を押します。そのあと、Syncを使うか、下のツールバーの+を押し続けて、距離をコマ図の位置に合わせます。
- 前に記録したTCは消えています。必要なら、チェックポイントのシートのTCを記録アイコンで1つずつ追加します。今の時刻とトリップで記録されるので、そのあとTC時刻と距離を元の値に直します。
予防策:スマートフォンを充電器につなぎ、ほかの重いアプリを動かさず、バックグラウンドで動作を続けるをオンにしておきます。
ステージを誤って取り消した¶
時刻やラインのスタートを待っている間に理想タイムのタイルや停止をタップすると、ステージは取り消され、トリップはクリアされます。画面はステージを作成のパネルに戻ります。失うのは準備した設定だけです。
- ライブラリからをタップして、もう一度ステージを選びます。ステージシートがそのステージで開きます。
- スタート時刻を確認します。過ぎていれば、ステージはすぐに始まり、その時刻から数えます。取り消したあとは、それが望ましい動作です。
- 開始を押します。